住宅内に溢れるもので、地震の際に凶器と化すものにガラスがあります。食器棚のガラス等には市販のフィルムを張っておくだけでも、ガラスの飛散を防ぐ事ができます。また窓ガラスには防犯用フィルムを貼る事により二重の安心を得る事ができます。大地震の際には、ガラスが割れることは避けられません。要は飛散を防止出来れば良いのです。
またこれに付随しますが枕元にスニーカーを置いておくことも重要です。大地震の際には、慌てては裸足で屋外に飛び出す可能性があります。しかしいくら屋内のガラスをフィルムで保護していても、屋外には大量のガラスが飛散している事が予想されます。裸足で飛び出ないためにも必ずスニーカーの準備をお勧めします。
ガラスは住宅だけに限らず、大都市の震災の際にも一番危険とされている物の筆頭です。粉々に割れたガラスの破片は、高層ビルから落下の際に、空気抵抗の関係で鋭角な部分を下に落ちることがわかっています。都市部で震災にあった場合は比較的新しいビルの1F(落下物から身を守るスペース)で揺れが治まり、落下物が無くなるまで待つことが重要です。決して慌てて道路に飛び出てはいけません。
最近のオフィスはデザインの関係もあり、全面ガラス張りのビルが増えておりますが、大地震の際には、オフィス内にあるOA機器が凶器になるとも言われております。この手のOA機器にはキャスターがついており、前述のピアノの様にガラス張りの壁面を壊して、落下することも危惧されています。ガラスともどもこの手のOA機器や家具などの落下にも注意が必要になります。
お話を家庭に戻します。先の阪神淡路震災の際に死亡された方の死因のトップは、約73%で圧倒的に「窒息・圧死」だった事が兵庫県の調べでわかっております。もちろん家の倒壊のよる避けきれないものもあったと思いますが、上記のようなちょっとした対策で、防げるものも多かったのではないでしょうか?フィルムは別として、針金と金具程度でしたら、それこそ数百円で、安心を購入することができます。今度の終末に準備してみてはいかがですか? |